つゆの花
ご無沙汰しております、
2ヶ月ぶりでしょうか……
コンチャース!ウス!
このまま書いていないと 脳の文章を司る領域、[文章野]が腐って死んでしまいそうなので、義務感で書きます
もうすぐ梅雨です。
ハイ!ここで突然ですが!
マジカルバナナ!!
梅雨といったら アジサイ!!!!
というわけで、今回はアジサイのお話をします。
アジサイの花、というか花びらのように見える部分は がく なんですけども、
今の時期ちょっくらおさんぽしてみたら、そのがくの部分には色々な色があることが分かります。よね?? 私はそうです。
ご存知の方もいらっしゃるかと思うんですが、アジサイの色は様々な要因によって変化するそうなのです……
青色、紫、赤 といったアジサイを見たこと、ありますか?わたしはあります
上の青はこの間長谷寺に行った時パシャったものです、こりゃフォトジェニック賞受賞ですね!
どうやら、アジサイ育て人いわく『去年は青色に咲いたのに、今年は紫色になってしまった』ということがあるらしいです
それは、土壌のpHの変化によるものです
土壌が酸性だと青く、アルカリ性だと赤くなります
それは、酸性条件だと土壌中のアルミニウムがアジサイの色素であるアントシアニンと結合し、青色になるそうで…ゴニョゴニョ…………アルカリ性だとアルミニウムが結合しないようでゴニョゴニョ……
もともと青色に咲く系統がアルカリ性の環境で咲くと青色よりの紫色に
赤色に咲く系統が酸性の環境で咲くと赤紫色に なるといいます
以下、図であります
参照(http://hanagokoro.co.jp/btoc/recipe/3048)
上のURLを読めばイイだけの話でしたね残念、そういうことです。
『紫陽花』という名前からして、紫色の花のイメージがあったわけですが紫はそうやって生み出されたものなのですね
このように環境によって花の色を変えてしまうアジサイですが…
自分が本来持っている 色 をうまく活かすことを良いことだと考えた場合
もともとが青色の品種は酸性、赤色の品種はアルカリ性の土壌に植えるのが適していると言えます
哲学しちゃうんですけど、これは人間にも言えることと思います
自分に合った環境に身を置くことは非常に大切です
心の話ですが、わたしは昔はキツい性格で当時は周りもそのような感じだったのですが、今は大分マイルドになり それは周りの方々が優しさを教えてくれたお陰です。
環境によって変わりました。
お肌とかもそうですね、摂食物 塗るやつ、睡眠など環境を整えることが大事そうです
自分に合った環境を見つけ、そこに身を置くことが 本来の良さを引き出せそうだな、と思いました。
アジサイの話に戻ります。
前述の通りの色の変化もあるわけですが、同じ個体での色も変化するらしく
咲き始めは薄緑色、やがて白色になり、青色 赤色(日照に依存して濃さがかわる)になっていくようです
いわゆる『しばらく会わないうちにおまえ、変わっちまったな』状態です
最後に、緑色のアジサイを見たことはありますか?
右のことを言ってます お花屋さんで見かけたりしますよね
こちらは、ファイトプラズマという細菌の感染によって 青色のはずだった がくの部分が緑色の葉っぱになってしまっています 病気にかかっている状態です
緑色が珍しく、病状だとわかってなかった昔は高値で取引されたとか言います 個人的に好きです!好みです!
とは言え、病気なのでこ〜んなことになってしまいます…
ファイトプラズマはイネにも感染し、萎縮させ枯らしてしまいます
ほかにも1000種以上の植物に感染しあんなことやこんなことをやってしまうのです……
あっ、またいつものようにだべってしまった……
アジサイは様々な色を経てそこに存在してることが伝わりましたでしょうか、
これから梅雨の間いろんな色のアジサイを見て、これはこうだ などとニヤつくのを楽しみにしていきたいと思ってます