ひとり旅〜島根編〜
仕事を辞め、たんと貯めてきた有給をどかっと使えるようになったので、どこかにでも行くかと思い島根が思いついたので島根に来た。
私は陶芸をしていて興味があるので、陶芸の技法の一つである「スリップウェア」の作品の産地に行ってみようかと思い、てかてかガチでホンモノをみたいな〜!と思ったので島根が思いついたんだった。
搭乗の1週間前にダラダラと飛行機のチケットを予約し、いざ シマネ!👆
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こんなに早く着くんだな、山陰地方初めて来たけど、もっと気軽に来よう と思った。
「アッツゥ〜!☀️」って言いながら
溶け死にしそうだったので道端にあったコーヒー屋さんでアイスコーヒーを買った。
イマジンコーヒーさんというところで、ハイカラな店だったので人気そうだった。
てか人気だったので結構アイスコーヒー出来るまで待ったのだが、一口口に含んで「ウッマァ〜!」
松江城本丸を目指して歩く。
松江、さすが水の都と言われているだけあって水が豊か(後で知った)
こういう 良フォントの看板も、ひとり旅だと尚更響く感じがする。
黒看板と横のピンクシャッターもオシャレにマッチしている気がする。
松江城に向かい、パシャリパシャリ。
行くまで知らなかったのだが、国宝なのか。
400年前に建立されたらしいし、そりゃ国宝になるな。
明治になり、破壊されそうになる危機があったが、富豪が守り抜いた、と説明書きがあった。
そういう心を持ち、実行してくれたこと、本当尊いな、という感情になり膝から崩れ落ちそうになった。今でこそ「古き良きものを大切に」とかそういう風潮があるから分かるが、当時は一体どうだったんだろう。反対派(壊したい派)も沢山いたようだし。
松江城の本丸に入ってみると、建築の基礎技術 というかそんなようなものが組み込まれたいい城っぽかった。
複数の柱で床を支え、負荷を分散させたり、
一つの柱の周りに板を貼り付けたものを多用したり(経費削減とか色々メリットあったっぽい)
煌びやかな城ではなかったが、江戸時代の職人たちが汗流して打った釘か!と思うことがありしみじみとした。
蕎麦粉と水だけで作った十割そばが名物で、職人が作っている様子も見れる。
職人技、見ていて気持ちよし…
3種類のそばのやつ(名前忘れた)を食べた。
美っっっ味〜〜〜!(うっっっま〜〜〜!)
あの人(さっき蕎麦打ってた人)天才か!?
蕎麦のかみごたえやば!コシ?いやコシってより存在感??
だしもうっまぁ、あ〜大根おろし入れるのもピリッとして良、わさびよりもいいかもこれ
フ〜〜蕎麦湯もうま〜 これ毎朝飲みて〜〜
その後は、田部美術館というところに。
松本城のお堀の川沿いにある美術館で、松江の富豪のコレクションが展示されていた。
江戸時代の陶芸品の楽山焼など、魯山人などなど。
本当、気持ちが入れ込んでいる今でこそ楽しめた。
子供の頃だったら、歩きながら寝ていただろうに…
その後は、同じ堀川沿いの武家屋敷へ。
400年前の武家屋敷が改装されてるものなんだけど、その家の主人の部屋?の木柱の留め具が上↑の雀で、トキメキが止まらなかった。
その後はバスに頑張って乗って(目的地までバスに乗って行くのが本当に苦手)、由志園に行った。
牡丹がウリの園で、本命のシーズンはゴールデンウィークなのか〜と思いつつもかなり気合が入っており良かった。
島根は、アクセスがそんなに良くない場所でも気合が入ってるところはちゃんと入っていて良い。
園内に霧ミストが張り巡らされていて、湿度がかなり高めだったので、苔がびっしり生えているところが沢山あった。
出口付近の上の写真の場所は特に綺麗にびっしりとしており思わずウット〜リ…(- -)してしまった。
そして何故か気づいたら島根県立美術館へ…
テオヤンセン?何それ美味しいの?(たわけ)状態だったのだが、なんか気になってしまい思わず足が向いてしまった。
こういうのがいっぱいいた。
風の力を受けて、自走するらしい。すげ〜
プラスチックチューブと結束バンドをメイン資材として構成されていて(動物にとってのタンパク質のような)、そこに深いこだわりを持っているようだった。
テオさんはそれらではなく木材などを使ってオブジェクトを作った事もあったみたいだが、それを作っていた時代は《浮気の時代》と言われているようだ…。
晩御飯は鯖しゃぶと、出雲産アスパラガスの肉巻き、穴子の焼き物!
完璧な1日目!サンキュ〜!!